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劣等感と石の話

ここはかの武将が築いた……

西暦16XX年の戦いで敗れた大名たちが……

この道路は、XX街道ができたXX年から変わらず……

例えば旅行で行った先のガイドさんの口から、こういった由来や歴史や言われがサラッと口から出てくるところを見ると物知りですごいな、と思う。

歴史だけに限らず、海でも山でも街でも動物、植物なんでも。

本当ならばその中身に感心するべきところなのだろうけど、知識が湧いてでる様子に圧倒される。

なんでこんなに知っているんだ、と。

好きだから勉強しているのだろうが、その熱量や好きな気持ちといったあいまいなものを、勉強することで形づけているその姿勢になんてこの人は前向きなんだろう、素晴らしいな、と尊敬の気持ちでいっぱいになる。

そして同時に彼の仕事だからそうなのだ、とでも思えば、少々自分の不勉強さや不真面目さを感じなくてすむからまだいい。

劣等感も自ずとひっこむ。

しかしいつだって平穏な時間はわずかばかり。

一方で、ともにガイドされ解説を聞いていたはずのこちら側の誰かが、

「その時はXXがやって来て〜」

などと具体的な相槌をうとうものなら一瞬にしてうろたえてしまう。

さらにその言葉にガイドさんが「そうそう、そうなんですよ」などと喜び乗ってこようものならもう私は立っていられない。

さっきまで私と一緒にガイドされてたあなたは、本当はあっち側の人間だったんですね。

何も知らない顔をして一緒に聞いていたのはきっとあなたの優しさがそうさせたのでしょう。
世の中の人たちというのは、なんてことない顔をしているがみんな物知りなんだな、と思いながら、なんとなく傍の石柱をなでたりして残りの時間をやり過ごすのだ。

以前こういうことがあった。

都内にあるとある歴史的建造物でのこと。
ここは時間になるとガイドさんによる無料の解説ツアーが行われるのだけど、そうとは知らず一人自由に見て回っていた。

たまたま先行していたガイドツアーにおいついたことでどうせなら解説も、と思い四歩くらい後ろからだまって聞いていたのだが、それに気づいた女性ガイドさんが

「ぜひあなたも一緒に」

とおっしゃってくれたのだ。

その時の客は、友人同士とおぼしきどこにでもいそうなご婦人三人グループだった。

途中参加ということと、女性グループだったのもあり距離は少々置いたままにして私は合流した。

ガイドさんの流暢な解説は目を見張るほどで一瞬にしてとりことなった。こんなにも明朗で分かりやすく、頭にスッと入ってくる言葉に

「せめてこの建物の主人だった人の名前だけは覚えて帰ろう」

と思ったりもした。

建物を一周してさあ見学ツアーも終わり、というところでこれまで静かに解説を聞いていた三人グループのご婦人の一人が、庭の石を指さしてこういったのだ。

「この石は、どこそこの石ですよね」

失神するかと思った。

石か。ラスボスは石だったのか!

屏風絵でも梁でもふすまでも中庭でも室礼でもなく、最後の最後に庭の石で私以外の女性四人は話が盛り上がってしまった。

動揺してしまってはっきりとは覚えていないが、この方は石も好きらしく、旅行にいっては石を見て回っているらしかった。

人はみかけによらない、とは言うがこの時ほどこの言葉が身に沁みたことはない。

そして石のことまではちょっと分からないなぁ、と妙に晴れ晴れとした気持ちになった。

それからというもの、これまであった私のささいな劣等感はあまり顔を出さなくなった気がする。

知らないものは知らないので、知らぬままその場を楽しめばよい、となり、年パスを買ってその後1年間通い、
その後ガイドさんとは文通をするいい友人となりました。

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国会図書館に長編ミ…

ありましたよ!!。確かに猫山の初著書である「ドミノへ」が納められており、この目で見て実際に手に取り実感することができました。

そして知らなかった事実が判明しました。当然のようにこの状態でカウンターにて渡されるものと思ってましたが、違ったんですよ。

国立国会図書館に納本された本って、カバーが外された状態で書庫に収められるんですね。カウンター越しに受け取った時、見慣れた表紙じゃなかったので「え、アレ?ドミノへってこうだったっけ……?」と一瞬戸惑ってしまいました。

何事も経験してみるものですね。

国立国会図書館に納本されることを一つ目標に自費出版される方は、「カバーがない状態でどういう風な体裁になるのかな」という視点を持って装丁されると良いかと思いましたよ。

初の閉架からの貸し出し、そして手にした自著に驚き。

さて、国の定める「納本制度」にのっとって、猫山が書いた長編ミステリ「ドミノへ」も国会図書館に並ぶ、ということは以前、国会図書館に長編ミステリドミノへがあるか見てきたらとんでもないことになっていたに書いたとおりです。

当時は出版前で本そのものが存在しておらず、当然国会図書館にもあるわけもないと分かっていながらも、無い状態を確認しに行ったのですよ。

あれから日は流れ、「そろそろ並んでいることだろう」と、夏の暑さも一段落した9月の終わりに先生と二人連れ立って、国立国会図書館へ行って参りました。

自著(先生にとっての)を確認しに行くこの日はある種の記念日、ということで、先生も私、丼丼もどこかソワソワします。特に先生は、国会図書館は久しぶりとのことでまずは入館カードを作るところからスタート。

この日は平日のお昼前で大きな混雑もなくスムーズに入館登録を済ませました。ちなみに免許証など顔写真付のIDカードがあれば簡単に登録できますよ。

前回はコロナ渦ということもあり、時間帯によっては事前の入館予約などが必要でした。しかしそれも一段落した今、国会図書館東京本館は入場規制がほぼなくなっており平日であれば時間に追われることなく入館できるかと思います。

街の図書館で目にする「開架」と呼ばれる、自由に本を手に取ることができる形ではなく、読みたい本を申請して、カウンター越しに借りる方式を「閉架」というんですね。国立国会図書館は後者の形です。

そしてこの貸し出しに30分程かかるんです。知らなかったので初めてのことに驚きつつも、この待ち時間が一層期待を持たせてくれます。

書庫の検索や貸し出しの申請は全てIDカードと館内にズラッと用意されたパソコン上で行います。基本的なPC操作ができれば難しいことはありませんし、もし分からない場合は係の人もいます。

さて、ついにその時が来ました。

猫山もとても気に入っている綺麗でミステリアス感ただよう北見隆さんの装画が「デデーン!!」とカウンターを彩るのかと期待していたところ、若干の肩透かしをくらったのは冒頭の通りです。

そうは言っても、私も陰ながら携わり、猫山の産みの苦しみを間近で見てきた一人としてはやはり嬉しさで一杯でした。

二人して、

「先生、ありました!確かに国会図書館にありましたよ〜!」
「本当にあったね〜」

なんて会話を(小声で)交わして喜びを分かち合います。本当であればそのシーンを写真に収めたいところですが、館内での写真撮影は当然禁止。

せっかくだから、と手にした「ドミノへ」に目を通しましたが、場所柄なのか、興奮からなのか、なんだか全く違う小説を手にしているような感覚でした。

読むところが違うと目新しく映るものなんですね。

確かに国会図書館に収められていたドミノへ。意外に地味だった著者猫山の一言

「ホッとした」

これが猫山の第一声でした。

”納本制度”、”日本で唯一の”、”未来永劫”、”半永久的”、という仰々しいワードで飾られる国会図書館のカウンターから自著が出てきた時の思いとしては、少々地味だな……と思ったのが正直なところです。

もっと、こう

「嬉しい!私すごい!感無量!」

喜びの感情が爆発する言葉が猫山の口から発せられるのかな、と想像していました。

後日、その時の心境を改めて聞いたところ

「これで自分が死んでも、生きた証しや足跡のようなものが残ることを確認できた」
「ここに来れば、誰でも私の著書を手にできる、そういった安心感」

というのようなことを言っていました。

「ホッとした」という一言にそんな気持ちが込められていたんです。

そして猫山の活動は一貫しているな、と改めて思いました。

原稿を書き、実際に本となることをゴールとするイメージが強い自費出版ですが、猫山はその後もひたすら活動を続けています。ツイッターを初め、ホームページや、山手線歩きなど。

自著を一冊でも多く世に届け、足跡を残したいという思いが一続きの原動力である、と重ねて実感しつつも、書生として何ができるか気が引き締まります。

通過点を一つ、この目で確認できた我々の活動はまだまだ続きますよ。

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ドミノツアー熊野古…

今回初めて行きましたドミノツアー 熊野古道ハイキング(上)

中辺路を歩いて熊野古道の一端を味わおう、ということですが実はもう一つやりたいことがあったんです。そう、

「チェアリング」

私、丼丼と先生の旅のスタイルでもあります、

「急がず、ピークやゴールにこだわらず」

に、チェアリングがぴったりなんですよ。

そして今回これをやってみて、大正解でした!

一言で言うと、気分は往時の旅人です。
腰をおろした隣に、ふと昔むかしの旅人もいるような心境になります。

「コーヒー一杯どうですか?お砂糖はいりますか?」
「そっか、コーヒーってまだそちらには無いんでしたっけ?コーヒーっていうのは豆を煎って……」

って脳内での会話がはじまり妄想モード突入。あひゃ〜。

異なる世界線が接するような、はるか昔と時間が隣り合わせに流れているような、そんな感覚がよぎります。

不思議ですよね。林(森?)の中という非日常さが、そう思わせるでしょうか。

「ちょうどいい平坦さだから、当時の人もこの辺で休んだのかな」

とか

「こんなところでコーヒーを飲むなんて日本で何人目でしょうね」

などと、先生とおしゃべりしつつ色々と想像しながら休み休み歩きます。

あえて道中で椅子を出し、その場を楽しむことが目的でもありますから自然と無理のないペースになりますしね。

バックパックに入る程度。チェアリングに持っていくギアは最小限の2点+α

さて、今回持っていったアイテムは次のとおりです。

MAGIC MOUNTAIN ピボットミニチェアー
ケース付きでも500gちょっとと、ペットボトル1本分の重さ。
20L位のバックパックに入れても邪魔になりません。これを各自1つずつ持ちます。
組み立てには1分ほど。これ、座面がクルクル回って地味に便利です。耐荷重も120kgと申し分なし。

サーモス山専用ボトル750ml (FFX-751)
今回はお湯を入れました。先生と共用装備のため1本だけ。
ホットコーヒーや後述のアルファ米ランチで使用します。
1回(杯)あたり150ml前後として、約5回分。

尾西食品のアルファ米
今回は「五目ご飯」をお昼ごはん用として持参しました。出来上がり260g、お茶碗2杯分です。
こちらを戻すためのお湯は160ml必要です。
おかずには缶詰を3種類を用意。

他に、折りたたみのミニテーブルと、今回は長時間のハイキングということもあり、レインウェアや充分な量の水分、日焼け止め、虫よけスプレー、行動食やおやつとしてミニウインナーパン、山崎のランチパックをおやつ系とおかず系の合計5個、グミ、ファーストエイドキットなども持ちました。

チェアリングの楽しみはホットコーヒーの前から始まる

そして「ポイント」を見つけたら、おもむろに椅子を取りだして、サッと広げ、コーヒーを飲むわけです。

私達が利用している「MAGIC MOUNTAIN ピボットミニチェアー」は脚を広げ座面をセットするという2ステップ必要なのですが、これがちょうどいい。

サッと広げるだけのワンタッチ手間なしチェアーのほうが楽といえば楽でしょう。

しかし時間にして30秒の2ステップが、チェアリングの楽しみを倍増させてくれ、その後のコーヒーを一層美味しくしてくれることに気が付きました。

なんというか、こ慣れている感、プロ感とでもいいましょうか。

「私達は、今、この何もないところでコーヒーを飲むことに挑戦している……!」

サッとだしてスッと椅子をセットしてテーブルを出し、おもむろにコーヒーを淹れるわけです。
この一連の流れが、心をくすぐるんですよね(笑)

林の中なので誰も見てないのですが、なぜか

「こんなことやり慣れていますが?何か?」

と、なんてことない顔をして組み立てたり、コーヒーを入れたりしちゃうのって、なんでしょうかね?
男の性なのか、そんな風にするのって私だけ?!

平静さを装う反面、内心はまたちょっと違って、

「お湯が冷めてたらどうしよう」
とか、

「お湯をこぼしたら次のコーヒーの分が足りなくなってどうしよう」
とか、
「うまく椅子を組み立てられなかったらどうしよう」
とか、
「テーブルがガタガタでコーヒーこぼしたらどうしよう」
とか、

「どうしよう連発おじさん」だったのは内緒です(笑)

短いカフェタイムで15分程度、お昼ごはんで1時間弱。
わずらわしさを感じることなく、充分過ごせます。

片付けは当然全て持ち帰ります。地面についた脚の跡もキレイに消しました。

熊野古道でチェアリング、もし次するならば

おやつ。

おやつを忘れずに持つことです。

事前に用意してあったおやつを、まるごとホテルに忘れてしまったんですよ。

お茶請けやちょっと歩き疲れたな、という時に手を汚さずに口に放り込む甘味の類。

幸いグミだけは手元にあったのでよかったのですが、7時間の行程ではやはり寂しさを感じる瞬間がありました。
果物なんかもいいですね!

そしてリラックスしすぎて写真をほとんど撮れないのも悩みといえば悩みです。

Goproなんかを装備して撮りっぱなしにしちゃうのが楽かな〜など色々と想像がはかどりますね。

もしくは先生にカメラマンになってもらうか……

とにもかくにも、時間軸を行ったり来たり、ギア廻りの計画しかり。

想像力を刺激してくれるとても楽しい’熊野古道7時間ハイキング&チェアリング’となりました。

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ドミノツアー熊野古…

「暑くなりますから、水分は充分すぎるくらいお持ちくださいね」
「坂道ですから無理せずに。熊野古道は逃げませんから少しずつどうぞ」

行ってきましたよ、熊野古道と熊野本宮大社へ。

歩いたその距離合計10キロです。
今回の目的は、猫山の長編ミステリ「ドミノへ」のさらなる発展を願って、です。

今回私たちが歩いた距離は多く見積もっても20分の1以下ですが、とても充実したハイキングでした。

何が一番って、熊野古道や近隣の観光に携わる方々のプロ意識とちょっとした一言がうれしかったんです。

怪我しないように、汗をかいて楽しんで無事に旅が終えられるように、という気持ちがひしひしと伝わると言いますか……

きっと往時の旅人も、地元の方々の温かい言葉を背に歩いたんでしょうね。

中辺路の出発点とクライマックスを歩いた10キロ、そして舟下り

熊野詣でのためのいくつかある道のうち、今回は初心者でも歩きやすいという「中辺路(なかへち)」を選びましたよ。

熊野三山の神域のはじまりと言われる「滝尻王子」の山道500メートル往復を1日目に、そして同じく中辺路のクライマックスである、「発心門王子」から熊野本宮大社までの約7キロです。
合わせて、発心門王子から船玉神社までの往復約2キロちょっとを歩きました。

ちなみに中辺路を最初から最後まで歩き通すと約40キロ、熊野古道そのものの総距離は600キロとも1000キロとも言われており、そのうちの200キロ程度が世界遺産として登録されているとのことです。

そして、ハイキングの翌日には熊野速玉大社まで1時間半の「熊野川舟下り」

熊野詣でを陸と川から、歩いて下って堪能しよう、という計画です。

気分は往時の巡礼者?!ゆっくり歩いて見える景色

ざっくりと、なんですが標準的なタイムの2倍をかけて歩いた今回のハイキング。
平日ということもあり熊野古道歩きをしている方は少なめでしたが、それでも数組の方に抜かれるほどのゆっくりとしたペースです。

しかしそれがよかった。

日陰で足を止めては、「当時の人たちも日陰を見つけては涼しいですね、なんて話してたのかなか」とか
トカゲを見つけては「こっちのトカゲは虹色で、こっちのトカゲは綺麗な青で」など、先生との会話も弾みます。

調べたところ「ニホントカゲ」の子供が、虹色をまとうようです。実は私丼丼は初めてみたんですよ、こんな綺麗なトカゲ。

グリーンからオレンジや、ブルーからグリーンなど虹色の具合も様々で、そしてメタリックな色合いが涼しげでとても印象に
残るかわいいトカゲです。

ゆっくりといえば、舟下り。これも素晴らしかった。雄大な熊野川を木製の小さな舟で1時間かけて下るのですが、途中エンジンを止めてくれるんです。
エンジンを止めて、船頭さんの手漕ぎで、耳に入るのはわずかな川の流れと風の音だけ。

さらに、ガイドさんが笛を吹いてくれたのです。これがまた輪をかけて素晴らしいこと。もう一瞬にしてタイムスリップですよ。

プロの仕事が支える熊野古道ハイキング

今回の熊野古道ハイキングは、ガイドブックの他、和歌山県公式観光サイトを参考に
組み立てました。こちらの出来が微に入り細に入りとても良く実用的で参考になりましたよ。

山道歩きが柱となる観光ルートが多いことから、表面的な案内だけでなく標高や標準のコースタイムが盛り込まれ、特に観光向けの発心門王子から本宮大社までのルートは水場やトイレの整備と案内も
充実しています。

そして偶然なのか、ホテルの方も実際に歩いた経験がある方が多い印象でした。
今回私たちが歩いた熊野古道の一部は観光地化されているルートとはいえ、やはり山道であることに違いはないわけです。
浮かれ気分(?)の私たちにこうしたギャップを感じさせてくれ、そして注意を促すさりげない一言が、とても参考になりました。

舟下りの船頭さんとガイドさん。こちらもプロ意識に満ちていました。
決してそういうそぶりは見せないのですが、ライフジャケットがきちんと着用できているかどうか声をかけてくださることにはじまり、
川の様子も事前に確認し、状況によっては中止の判断も船頭さんがしているとのこと。そして実際に中止とした事例もあるそうです。

川のことを熟知する船頭さんに形だけでなく、そうした権限があるのが素晴らしいと思いませんか?

安全であるからこそ、私たちは安心して自然を楽しめるわけですからね。

「帰るまでが遠足です」とはよく耳にする言葉ですが、まさにその通り。
行きの計画立てから帰りまで、地域が一体となって盛り立てているんだな、熊野古道のことを大切にしているんだな、ということを
肌で感じた旅となりました。

(下)に続きますよ。

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8/6(土)〜山手…

皆様の応援のおかげで怪我や事故もなく、無事達成しました。
お礼申し上げます。本当にありがとうございました。

ルール

  1. 2日間で、山手線駅30駅に徒歩で立ち寄る
  2. 山手線を囲むようにあるドミノ・ピザ約20店舗の前で写真を撮る/li>
  3. 有楽町駅発着とする
  4. 熱中症対策として早朝からお昼ごろまでと、夕方以降20時頃までを行動時間とする

ルート(案)

山手線30駅およびその周辺にあるドミノ・ピザさんを2日かけて巡ります。

※実際のルートおよび立ち寄るドミノピザが変更になる場合もあります。

歩く人

吉田丼丼。ミステリ書生「ドミノへ」作者である猫山月彦の書生。山登りはもとよりハイキングの類も未経験。猫山がアウトドア好きということで、つられてハイキングを始めるようになる。半日〜1日歩き通しの経験無し。

なぜドミノピザを巡るのか?

正直なところ、本が売れないからです。5月6月の売上冊数が0冊との事実を突きつけられ、「どうしたものか……」と考えあぐねていました。そんな中「ドミノピザさんが1枚買うと1枚ついてくるキャンペーン中」というニュースを耳にして、「これだ!」とひらめいたわけです。

以前から「ドミノ繋がりで何かきっかけが……」と思ってはいたのですがさっぱりでした。しかし二か月連続して売上0冊となると、そう足踏みばかりしていても意味はありません。そんな折、作者の猫山がアウトドア好き、野山の散策好きということが判明したのです。そして先のドミノピザさんの件を耳にし、2つが出会って、「山手線一周、プラスドミノピザ巡り」と相成ったわけでございます。

なによりも、「ドミノ」といえばドミノピザさんのほうがはるかに有名で馴染み深いです。それにいくらかでも便乗できればあやかりたく、そしてドミノ界の大御所に挨拶するつもりで、巡ってみようと思います。

応援していただけたら幸いです。

リアルタイムでツイッター更新していました。ぜひ軌跡をご覧ください。


togetherで読む

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タマリンドのジュー…

こちらの記事は公開期間が終了いたしました。
長らくご覧いただきありがとうございました。

ぜひ他のブログ記事や、猫山のミニエッセイを引き続きお楽しみくださいませ。

タマリンドのジュース?馴染みの薄いドリンクに深い意味がきっとあるはず

オレンジでもアップルでも、いちごでもメロンでもレモンでもなくてタマリンド。
どうしてタマリンドのジュースが作中に登場したのだろう。

さてタマリンド。

これは、アジアあたりを海外旅行されたことがある人なら知っているだろう、アフリカの亜熱帯地域が原産のフルーツです。

写真ACより。

見た目は「大きなそら豆」といった印象で、それもそのはず「マメ科の植物」

日本のスーパーではほぼ流通しておらず、日本人には馴染みのないものですよね。

校長先生の愛犬であるシーザーの散歩から帰ったセバスチャンが喉を潤すために、お手伝いの望月さんが用意していたのが「酸っぱいタマリンドのジュース」なんです。

「タ、タマリンド?!日本ではあまりに馴染みがないフルーツが登場するとは、きっとこれは物語の伏線に違いない…!」

「物語の前半の校長先生宅での食事会で振る舞われたドリンクはブルーベリージュースだったのに、ここではなぜタマリンドのジュースなのだ」

「タマリンドジュースに仕込まれた毒薬で殺人事件が起きて、用意したお手伝いさんの望月さんが犯人と疑われ、実は真犯人が別にいるパターンだな」

「それじゃあ普通すぎる」

「別人が真犯人と思わせておいて実は望月さんがやっぱり犯人で、しかも別人に罪をなすりつけようとする極悪人だったというオチか」

「毒薬の苦味や匂いを隠すためにタマリンド味でそれらをカバーしようとした望月さん怖い」

「望月さん、優しそうな雰囲気して…何がそんなに彼女を追い詰めたのだろうか」

私の中では、望月さんが「ドミノ」で「何人もの学院関係者を殺す凶悪な殺人犯」に違いない、そうアタリを付けて読み進めました。

はい、ご想像どおり全然違いました。大間違いもいいところ。

望月さん、疑ってごめんなさい。
そりゃそうですよね。こんな簡単なトリックを先生が仕込むはずがありません。

ちなみにお手伝いさんの望月さんは最後までいい人のままでした。よかった。

駆けつけ三杯、タマリンドのジュース

まぁこのように、思わせぶりな小道具を登場させるところがミステリ好きをくすぐる、なんともニクい長編ミステリ「ドミノへ」です。

そして当然気になるわけですよ。セバスチャンが喉を潤すためにゴクゴクと三杯も飲んだというタマリンドのジュースとは、一体どんな味がするのだろう。酸っぱい飲み物らしいが、レモンジュースとは違うのか。

「駆けつけ三杯」とは言いますが、私にとってのそれはビールやお酒の話。

望月さんは校長先生一家のお屋敷に長くいるお手伝いさんとはいえ、普通の日本人のはずなのにタマリンドというチョイス。

「きっと裕福な家庭だから、珍しい食材がごく普通にある環境なんだろうな」

「ひょっとして望月さんは海外旅行が好きでバックパッカー時代にタマリンドジュースと出会ったのかも」

などとあれこれ勝手に想像しながら、タマリンドのジュースを飲みに行ってきましたよ。

実際に飲んでみて、セバスチャンがごくごく飲んだ理由もよく分かりました。

そこには望月さんの愛情がたっぷり込められていたんですよ。
やっぱり優しいや、望月さん。疑ってすみません。

アジアンタウンにきっとあるはず。新大久保へ

さて、やってきたのは「新大久保」です。

新大久保駅前の信号を渡ります。

韓国系のショップが多くあることで知られる新大久保ですが、今は韓国に限らずアジア各地の人々が集う、都内屈指のワールドワイドタウンです。

先述の通りタマリンドは亜熱帯のフルーツで、アジアやインドではおなじみの酸味が特徴のフルーツ。

さすが新大久保ですね。タマリンドのジュースもこちらにありました!

「タマリンド ジュース 都内」と検索して見つけたお店は、

「ベトナム料理 ベトナムフォー」さんです。

マツキヨの角を曲がってすぐ
二階にあがります。

「フォー」と名付けられた店名を見ただけでよだれが出ますね!

何を隠そう私、丼丼は「丼」繋がりなだけに「フォー」が好きなのです。

特にあっさりスープが大好き!もっちり米粉の麺であるフォーが合わさってツルツルといくらでも食べられます。スープだけおかわりしたいくらい〜。

フォーの文字に目を引かれ、タマリンドジュースそっちのけで「海鮮のフォー」をいただいちゃいました。

存在感のあるエビ

うーん、美味しい!
五臓六腑に染み渡ると言っても大げさでない、このスープ。

先生は「鶏肉のフォー」をチョイス。

生春巻きもサラダ感覚で、いくらでも食べられます。
フォーもそうなんですが、あっさりして塩味はキツくないのに、食べごたえを感じるんですよね。
そこがベトナム料理の好きなところです。

「ベトナムフォー」さんの店内は、「ホイアンランタン」が飾られ異国情緒に溢れます。

ベトナム食材が所狭しと並ぶ買い物スペースも併設され、されにはステージにミラーボール、そしてカラオケセットまで!

絶対盛り上がるやつですね

この日は平日のお昼どきでもあり、店内は故郷の味に集うベトナムやアジアの方々で賑わっていました。
食事を終えた若者二人が、何やら語り合っています。
その姿を見ていると、きっと夜には故郷の歌をうたいながら、ふるさとの思い出話なんか肴にお酒を飲んで楽しむんだろうな〜と思いました。
想像するだけでほっこりしますね。

フォーでお腹と異国旅行気分が満たされました。

ベトナムを味わいたい、という方はぜひ足を運んでみてください。

「新大久保駅徒歩2分のベトナムフォーさん」でした!

いやいやいやいや(笑)

肝心なものを忘れて帰るところでした。

本当の目的は(フォーも美味しかったけど)「タマリンドのジュース」です。
フォーをいただいたら満たされてしまって(笑)

さわやか酸味系ドリンクで疲労回復

急いで追加注文しましたよ。

グラスのロゴは気にしないで

先生は「グヮバジュース」をチョイス。こちらも南国ではおなじみのフルーツですよね。

どちらも300円とお手頃価格です。

タマリンドのジュースは見た目は白濁しており、乳酸菌ドリンクのようにも見えます。

ヤク○トっぽいです。

さてお味はいかに。

おぉ〜作中にもある通り、たしかに酸っぱい系ドリンクなんですね、タマリンドのジュース。
レモンのような酸っぱさというよりは甘みもしっかりあり、ちょうどいい酸味です。

サラサラ、というよりは後をひくねっとり系寄りで、さやわかな飲みごたえがあります。
氷の水分と相まって、ごくごくいけちゃいますよ。

白濁系の見た目ということもあり、ヨーグルト系酸味ドリンクを思わせるドリンクでした。

タマリンドのジュースをチョイスした私流謎解きがこちら

なるほど、そういうことか。

望月さんがタマリンドのジュースを用意した理由は、きっとこうです。

校長先生の愛犬シーザーの散歩から帰ったセバスチャンは、駆けつけ三杯も飲むほどに喉が乾いていたんです。

学院の敷地は、校長先生宅をはじめ教職員の住宅や学生寮があるリトル・ヴィレッヂを擁するほどに広いですから、散歩と言ったって結構疲れるはず。

望月さんは、疲れた体にピッタリのドリンクを用意していた、というわけなんですよ。

酸っぱさのもとのクエン酸は疲労回復効果で知られます。
さらにミネラル分もタマリンドには多く含まれ、それらも疲労回復効果には欠かせないといいます。

糖分とミネラルを組み合わせたドリンク、と聞いて思い浮かぶものはありませんか?

そう。スポーツドリンクです。
これは私の解釈ですが、何も含まれていない素の水に比べて、乾いた体に染み渡る、ってもんです。

望月さんは疲れて帰ってきたセバスチャンを思って、疲労回復効果があるタマリンドのジュースを用意したのかもしれません。
優しさがグラスから溢れています。

そして先生はそこまで望月さんというキャラクターを作り上げて、酸っぱいタマリンドのジュースを作中に仕込んだのか…!

すごい…!登場人物を作り上げる緻密さ。

そんな思いやりあふれる人を早合点し「犯人はお前か〜望月め!」と悪人に仕立てた私は、まだまだ修行が足りませんね。

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国会図書館に長編ミ…

自費出版したあなたの御本は国会図書館に納本されます、という謳い文句。

目にしたことがある方も多いことでしょう。

猫山の著書である長編ミステリ「ドミノへ」も全国の書店さまで流通しているということで、国会図書館に納本されるとのこと。

いやぁ、何だか大げさな(笑)、と照れ笑いしちゃう反面、国の機関によって自著(まぁ、先生が書いたのですが)の存在が確固たるものになるような、気が引き締まる思いも同時にします。

そもそも図書館と縁遠い私、書生の丼丼。

国会図書館とは?納本とは?という疑問が湧きます。

国立国会図書館の使命と役割は、国立国会図書館法に定められています。

使命
「真理がわれらを自由にするという確信に立つて、
憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。」
(国立国会図書館法 前文)

役割
「図書及びその他の図書館資料を蒐集し、国会議員の職務の遂行に資するとともに、
行政及び司法の各部門に対し、更に日本国民に対し、
この法律に規定する図書館奉仕を提供することを目的とする。」
(国立国会図書館法 第2条)

国立国会図書館について

「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。

納本された出版物は、現在と未来の読者のために、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。
納本制度

民主化と世界平和への寄与、文化的資産として永く保存――

スケールが違い過ぎて「なんだかすごい」という言葉しか出てきません。

これを読んだ私は背筋が伸びました。

つまるところ、猫山の著書が「納本制度」にのっとって国会図書館に収められる、というワケです。

というわけで見てきましたよ。実際に国会図書館の東京本館に「ドミノへ」があるのかどうかを。

開館状況を前もってチェックしましょう

現在の国会図書館東京本館は新型コロナ渦の影響で入場制限中で基本的には事前の予約が必要とのこと。しかし例外がありました。

ただし、土曜日を含む開館日の9時30分から11時までの時間帯及び土曜日を除く開館日の16時以降の時間帯に限り、登録利用者の方は予約なしで入館できます。なお、滞在時間の制限はありません。
東京本館における抽選予約制による入館制限のお知らせ

つまり、例外の時間帯においてのみ事前予約も抽選もいらない、というわけです。
しかしそのためには「登録利用者カード」が必要です。つまり会員登録をしなければ予約無し入館はできず、登録に免許証などの身分証が必要とのこと。未登録の方は忘れず持参しましょう。

登録利用者カードがない私は、平日の午前10時ごろに行ったのですが到着〜登録〜入館まで、15分ほどでした。
混雑が予想される土曜日などはもうちょっと時間がかかるかもしれませんね。
ちなみに登録作業は新館のほうで行いました。

館内は撮影禁止。そして荷物も最小限。

さて登録が済んだ私は本館に移動します。

持ち込めるものは制限されており、貴重品と筆記具程度のみ可とお考えいただくと良いかと思います。
持ち込めないものは、ゲート前のコインロッカーに預ける仕組み。
ロッカーに入らない大きな荷物の場合は、ガードマンさんや受付の人に相談します。


「登録利用者カード」はICカードとなっており、ゲートを「ピッ」として入場します。カッコイイ!!
そして至るところに配置されているパソコンにカードをかざして、閉架書庫内を検索するという流れです。

ここに収められている本は一般の人は直接探し回ることができません。
すべてパソコンから探してリクエストします。
なんだかハイテクですね。

本当に自著があるのか?!ドキドキしながらキーを打ちましょう

いよいよ本番です。

我が国の法律にのっとって、国立国会図書館に収められた猫山の著書「長編ミステリドミノへ」は本当にあるのでしょうか。

緊張しながら打ち込みました。

丼丼「ドミノへ」カタカタ…

超高性能パソコン「0件です」

あれ、おかしいな…
きっとドミノという言葉は一般的な名称だから数が多すぎて弾かれたのでしょう。
さすが日本最高峰図書館にあるパソコンは性能が違います。

条件を変えましょう。もっと数が少なくてあまり一般的ではない言葉。
頭をひねって考えました。

よし、これなら世界に1つしかないはずです。

丼丼「猫山月彦」カタカタカタ…

超高性能パソコン「0件です」

なんだって〜!!

日本の法律にのっとって収められるはずの猫山の著書が存在しません。

確かに、確かに。

猫山が虚仮の一念で書き上げて、ウンウン悩んだ姿をこの目で見てきました。

当然生原稿だって私は見ました。

それなのになぜ、国会図書館東京本館に猫山の著書「ドミノへ」が無いのだ〜!!

トラブル?ミス?心がざわつきます。

楽しみにしていた先生になんて報告しよう・・・。

「二度と来ない’無い’という状況」を経験しておきたかった

この日の取材は、発売前の2月中旬。
そう。本がそもそも存在しないのです。

出来上がってもいないものが国会図書館にあるわけないですよね。
手元にすら無いというのに。

実は無いことは分かりきっていたのですが、足を運んだのです。

「猫山月彦(の著書)が本当に存在しないのか確認するため」

それが理由です。

「無い」というのは一般的にうしろ向きな出来事です。
無いよりはあった方が良いことが多い。

そして「ある」という喜びは、「無い」ことを経験していれば、きっと一層増します。

なにより、「ある」を一度経験をしてしまえば、「無い」経験をすることはできません。

二度と訪れない「国会図書館に著書が無い」状況を、思い出として体験しておきたかったのです。

自費出版をお考えの方は、ぜひ「著書が無い」体験を味わっていくと、その後の喜びが二倍も三倍にも味わえるのでおすすめですよ。

さて。そして発売から幾分経過した執筆時の今。

猫山の著書は、果たして本当に国立国会図書館に納本されているのでしょうか。

発売から納本、そして反映までは時間差があるという説明でしたので、そろそろ確認してこようと思います。

まさか、長編ミステリドミノへが存在しなかったらどうしよう〜。

書生のブログ

完売を願って愛宕神…

必要とされる方のお手に届きますように…

猫山月彦初の自費出版、長編ミステリ「ドミノへ」の出版を完売を願って、お参りしてきましたよ。

「無事書き終えて上梓できたことに感謝して、そして完売を願ってお参りしよう」
先生と相談して足を運んだところは、港区にあります「愛宕神社」です。


神谷町駅や虎ノ門ヒルズが最寄り駅です。

私丼丼と先生は虎ノ門から、神社へ向かいます。

どうしてここを選んだかというと、

「そういえば、虎ノ門ヒルズって言ったことないよね」と話題に出たため。

地図を眺めていたところちょうど愛宕神社を見つけたというわけです。

お参りして虎ノ門ヒルズでランチでもしよう、というあまり深い理由がないのが(若干)恥ずかしいところです。

知らずに足を運んだため、パワースポットの象徴を華麗にスルーの失態

後日調べたところ愛宕神社といえば、

「都会のパワースポット」
「出世の石段を呼ばれる階段があり、仕事運アップを願う人に愛される」

ということを知ったのです。

なるほど…

「猫山の人生初自費出版の完売を願う」

というのも、一種の出世や仕事運アップとも言えそうですね。

「きっと何かのお導きが合って、こちらに来ることになったのではないか」

と後にして思っていたのですが、実は私たちは大切なところをすっ飛ばしておりました。

「出世の石段を上っていない!」

そうなんですよ。

この日は「虎ノ門ヒルズ駅」を利用したのですが、そこから虎ノ門ヒルズを突っ切るように向かいました。
そのため出世の階段にたどり着く前に先に出現した「愛宕神社・車道入り口」が目に入ったのです。


他の参道の存在や、象徴の「石段」があるなどとは知る由もなく、何の疑いもなく車道の坂をえっちらおっちらと登っていったというわけです。

「都会のど真ん中だし、(大変失礼ながら)入り口が狭いのも当然だよね」
とか
「地味なのは、地元の方々の氏神様だからであって、よそから来るようなところじゃないから当然」
など、薄っすら思ったことは内緒です😊

さすが都会のパワースポット。平日お昼どきも賑わう人手

この日は平日のお昼どきということもあり、私たちの他に参拝者はいないだろうな、と話していたのですが意外にも(想像以上の)大勢の人で賑わっておりました。

先生と二人して

「(大変失礼ながら)ひっそりと地味なところの割にたくさんいますね」
「平日の昼間なのにこんなに人がいるなんて、人気のところだったんですね」
「図らずも人気の神社に来れてよかったですね」

なんて話しておりました。

愛宕神社は平日のお昼どきでもお参りの列。

「出世の階段」「都会のパワースポット」と謳われ、人気だと知った今なら平日であろうと賑わって当然だと思うわけですが、このときは本当に知らなかったんです。お恥ずかしい限り。
それでもきちんと著書も持参し、神様にご覧いただきました。

撮影は猫山。

虎ノ門ヒルズでおしゃれランチ

無事お参りをし、虎ノ門ヒルズでランチをいただきます。

この日選んだのはイタリアンのランチメニュー。サラダ、ドリンク、パスタのセットをチョイス。
ピーク時間を過ぎていたこともあり、ゆっくり楽しめました。麺もソースもまた食べたい、と思うほど美味しかったです。

お味もよく、何より彩りが良くてそれが嬉しかったサラダ。

もちもち食感でいつまででも食べていたいパスタでした。