書店員の皆さまへ。ドミノへを棚に置いていただけませんか?
販促活動をする中で、「自費出版」と「商業出版」との間には大きな壁があるのだな、と実感しております。
執筆や制作の過程はもとより、買い手となる未来の読者のことを想う熱量、つまり市場への想像に大きな違いがあってのことと理解しております。
一方で、616ページ分にも渡る大量の言葉を探して繋いでいく過程そのものには、自費出版であっても大きな差はないのでは、と感じてもいます。
私も何度も読みましたが、物語は最初から最後まで破綻することなく全うしていると感じました。
またページをめくるごとに、まるで舞台が暗転して場面が変わるがごとく登場シーンが頭の中に描かれていきました。
私にとってこれは、小学生の時に読んだ「江戸川乱歩の怪人二十面相」と同じ体験でした。
執筆過程を目の当たりにし、作品ができ、そして読んで、処女作でここまで書き上げた猫山の筆は嘘や偽りではないという、確信で心はいっぱいです。
「素人であっても決して諦めなければここまで完成させられるんだ」
というエネルギーをぜひ買っていただけませんか?
・諦めない心
・少しを積み重ねる意味
・成し遂げる力
こういったことを、ドミノへを通じて伝えていけたら幸いです。
書生・吉田丼丼