四国八十八ヶ所巡り第一弾。安楽寺と十楽寺の宿坊に泊まる。

お遍路歩きでは宿坊にも泊まってみたい!

計画を立てていると、幸いにも空室があるではないですか。

これは泊まるしかない……!

ルートを工夫して、第六番札所安楽寺と、第七番札所十楽寺光明会館でそれぞれ一泊ずつしました。

結論からいうとどちらもよかった。

自由参加のお勤めにも参加して大変よい経験ができました。

第六番札所安楽寺宿坊

万病に効果のある霊泉が湧き出ていたことから弘法大師様が名付けたという「温泉山 安楽寺」✨

じんわりと疲れが癒やされる温泉が大変気持ちよかったです。

薬師如来様をご本尊として、さらに弘法大師様ゆかりの湯と聞くと、効き目も倍増ですね。

夕食後には勤行体験に参加しました。お経をお唱えした後は「くす供養」と呼ばれる、この地に伝わるご先祖様供養を体験します。

この時間が大変よかった。「観光客向けの体験」とあなどることなかれ。

ぜひ参加してその素晴らしさに触れていただきたいと思います。

第十番札所十楽寺宿坊光明会館

こちらの外観はビジネスホテルといった趣です。
内装も見覚えのあるつくりなので、ある意味ホッとするかも。

しかしお寺の敷地の中にあるので、朝起きてカーテンを開けた時の景色のなんと清々しいこと。

思わず深呼吸したくなります。

境内を少々散歩して清らかな空気に触れたあとは、朝食前のお勤めに参加しました。こちらも自由です。

今日も1日頑張るぞ、というような晴れやかな気持ちになりますね。

朝というのは慌ただしいのものだ、と疑うことなく思っていましたが、このような落ち着いた時間を持つのは現代人こそ必要なのでは?と思いました。

泊まったお部屋はシャワールーム、トイレ完備です。そして疲れた体にうれしい大浴場も!足を伸ばして十分リラックスできました。